これは苦行だ!地獄のバスツアー覚悟はしていたけどバスの旅は本当につらかった。 9日の夜、葉書でお知らせがあった新宿の集合場所に時間になってもバスが来ない。 不安げになった頃やっと人が来て「ツアーの方、あちらになりまーす」と来て、あわてて歩かされる。 網棚に荷物が入らない。 座席ちっちゃー!通路側の席だったので通路に向かって座らなければならなかった。(足が普通に据わると入らなかった) 後部座席が空いていた。(途中で添乗員に聞いてもシカトされた、結局帰りは荷物を置いといた) やっぱ寝れねえ~!うとうととしては起きての繰り返し。トイレ休憩で生き返る。 瀬戸大橋与島休憩所にたどり着いたのが朝8時近く。ダッシュで飯を食いに。 これが正解で、自分が食べてるときに行列が恐ろしいことに・・・ てんぷらうどんとたこ飯(うどんはうまかった) さて自分が東京サポではほぼ一番乗りで食堂の列に並んだのだが、その7~8人の行列がレッズサポだった。自分の姿をみたその集団が騒ぎ出したのでなにかな?と思ってると、 食堂にあった伝言板の黒板に「東京ばか・・・」いたずら書きがしてあった。 「よ~しネタにしてやる」としっかりデジカメ撮影しといた。 (この後東京サポによって修正された) 食後散歩。風が冷たかった。何を隠そう瀬戸大橋は2回目、一度目は開通当初だったから20年ぶりかよ!それを痛切に感じたのは瀬戸大橋を渡った四国本土に愛媛まで高速道路が通じていたこと。(20年前は橋を渡ったら田んぼ道だった) やっと競技場に到着。おそろしく市内から離れた山の上。はやく案内図を配れや、添乗員! とにかく使えなかった。 駐車場からも一山上るような高さにある競技場はほんとにのどかな風景でした。と、同時に「これは今日えらいことになるな」と不安に感じるアレやコレ(笑) 競技場の外の屋台はもろテキヤ、入り口の係員は多くの遠くから来た多くのサポーターを 長蛇の列にさせといて椅子にふんぞり返ってタバコを吸っている。 入場すれば前触れも無く「ペットボトルは中身を移し替えてください」で列進まず。 売店のねーちゃんは近所の子供。 よりによってこのカード(東京vs浦和)では大混乱必死だなとほくそえんでいました。 競技場は緑の芝生はきれいでしたが、「サッカーやるところじゃ(観戦するには)ねーだろ!」な典型的陸上競技場でした。 まあ、色々大きなお世話なのですが来年からJ2もあると言うのであえて言わさせてもらいました。 試合は開始当初は「あれ、なんか浦和こわくねーなあ」だったのですが、それ以上に東京の「前に案山子を並べてそこに放り込む」と言う作戦が通じるわけも無く2-0で簡単に負けてしまいました。ある意味今年を象徴する試合だったと。 バスの時間もあるしと思ったけど、ヒロミが挨拶に回っていたので残っていた。 ほんとにこれほどサポーターに愛されたサッカーの監督っていないんだろうなあと思いつつちょっとウルウル。 競技場を出るときにいつものように周りのゴミを拾って出たらゴミ箱がない。出口近くのゴミ袋がたまったとこに持っていくとそこにいたがきどもがいっせいに「ここはゴミ捨て場ではありません」と叫んできた。「自分のじゃないスタンドに残ってたゴミを拾ってきたのになんだよ!その言い草は!大人をだせ(#゚Д゚)ァ」と、言いたかったがもうそんなことさえもばかばかしくていう気になれず黙って持って行くことにした。 なんだかすっごく悲しい気持ちになって道後温泉へ。 ここでも添乗員がおかしな案内をしたので確認をしようとしたが無駄だったので自力で温泉を探す。混む前に入れてよかった。ようやく生き返ったいい湯でした。 よさそうな居酒屋を見つけて入ると先客に東京サポが。味はたいしたことはなかったが落ち着ける店だった。自分の後に若いレッズサポが入ってきて楽しそうだったのが鬱。 その後適当に時間をつぶしてバスに。すっかり酔ったので少しは寝れるだろう。 と、思ったのは甘かったけど。 今年最後の観戦はとても苦い思い出になってもーたわ。 |